更年期とパニック障害~アーユルヴェーダによる不安の管理法~②

こんにちは。


アーユルヴェーダセラピスト&加圧トレーナーの富悠(ふゆ)です。

前回のつづきをお話していきます。

前回のブログはこちら↓




【ヴァータを安定させ、不安を解消するためのライフスタイル】


ヴァータを安定させ、不安を解消するためのライフスタイルは以下の通りです。



1. 温かくて栄養価の高い食事を摂ることを心がける。




蒸した野菜や自家製スープ、焼きカボチャなどがおすすめです。

これにより不安が大幅に改善され、その状態が持続するようになります。

特にヴァータやカパが優勢な場合は、このような食事を長期的に続けることが重要です。



2. ルーティンを作り、一定の構造を日々の生活に取り入れましょう。




不規則なライフスタイルを避けることが大切です。

食事をほぼ同じ時間に摂ったり、定期的に運動したり、睡眠を取ったり、毎朝と夕方に屋外で過ごしたりすることをおすすめします。


ルーティンはヴァータを安定させ、不安定なエネルギーを落ち着かせ、混乱した心を穏やかにするのに役立ちます。




3. 自然の中で過ごす時間をつくる。


自然の中で過ごす時間にはグラウンディング効果があり、本来の調和を取り戻すことができます。

毎日、少なくとも数分間は裸足で地面に立ったり、木に触れたりする時間を取りましょう。

不安がひどい場合は、週に少なくとも1回は散歩やハイキング、ピクニックなど、大自然の中に出かけることをおすすめします。

科学的な研究によれば、自然は古代アーユルヴェーダの一環として修復的な役割を果たしています。

つまり、自然に身を置くことが私たちの健康やバランスに良い影響を与えると言えます。



4. 1日に20分以上の瞑想を行う(20分以上が最適ですが、10分でも効果があります)。



これもルーティンに組み込みこむことをおすすめします。



5. 毎日15分以上のヨガを行う。


ヨガは不安に効果があると言われています。

ヴァータのバランスが崩れたり不安になったりしたときに、神経系の興奮を鎮める助けとなります。


6. 毎晩、海塩と生姜パウダーを入れたお風呂に入り、生姜茶を飲む。



生姜には体を温める効果があります。

ヴァータは冷たいエネルギーとされているため、温かい気温はこの冷たくて混乱したエネルギーのバランスを保つのに役立ちます。

ただし、生姜の摂取は過剰に行わないように注意してください。

長期的にはピッタドーシャを乱してしまう可能性があります。

ストレスや不安を感じたときは一時的にヴァータの不均衡を安定させる助けとなります。



ヴァータを安定させ、不安を解消するためのライフスタイルを送るポイント6つをぜひ実践してみてください。



つづく....