PMS(月経前症候群)と
    アーユルヴェーダ ①

PMS(月経前症候群)と
    アーユルヴェーダ  ①

こんにちは。


アーユルヴェーダセラピスト&加圧トレーナーの富悠(ふゆ)です。

女性の皆さんは女性であることを喜んでいますか?

私は、女性であることに特に喜びはなく、ただ女性として生まれたことをそのまま受け入れています。


女性として生まれた事に対して、ちょっと残念なことは、一か月の中でめちゃくちゃパワフルに過ごせる期間は1週間程度しかないことです。

月経前1~2週間は精神的、肉体的なアンバランスになる期間、月経中1週間は出血と貧血との闘いになります。


そして、更年期になるとその症状が重くなることもあります。



月経前の期間や月経中の精神的、肉体的、感情的な混乱の重度は、個人によってかなりの差があります。


その重要な要因は月経不順です。



月経不順の原因はさまざまで、あらゆる種類の月経障害の兆候となる可能性があります。


月経障害には、PMDD(月経前不快気分障害)、PMS(月経前症候群)、月経困難症、無月経、月経出血、月経過多などがあります。


症状は人によって異なりますが、症状は相互に補完し合う可能性があります。


 


PMS(月経前症候群)とは

 

PMS には、さまざまな兆候や症状があります。

これらには、乳房の圧痛、気分の変動、食べ物への渇望、イライラ、疲労、憂鬱などが含まれます。


およそ、月経のある女性の 4 人に 3 人が、何らかの月経前症候群を経験している可能性があります。


感情的および身体的変化はの症状の強さはさまざまです。


 


PMSのさまざまな症状とは

 


【身体的症状】



  • 頭痛
  • 倦怠感
  • 腹部膨満
  • アルコール不耐症
  • 関節痛または筋肉痛
  • 乳房の圧痛
  • ニキビの再発
  • 体重の増加


【感情的および行動的症状】



  • 憂鬱な気分
  • 緊張や不安
  • 気分のむら
  • ひきこもり
  • 性欲の変化
  • 食欲の変化


月経のある女性の中には、これらの症状が非常に重篤になり、日常生活に影響を及ぼす場合もあります。


これらの症状の重症度に関係なく、月経開始後 4 日以内に症状は消えることが多いいです。



しかし、PMS を患う女性のごく一部は、毎月、生活に支障をきたすような症状を経験します。

このタイプの PMS は、PMDD (月経前不快気分障害)と呼ばれます。



 PMSに潜む原因とは

 


月経前症候群の正確な原因はわかっていません。

しかし、いくつかの要因が月経前症候群の原因となっています。




  • 脳内の化学変化


気分状態に重要な役割を果たす神経伝達物質であるセロトニンの変化や変動も、月経前症候群の引き金になる可能性があります。
セロトニンの量が不足すると、月経前うつ病の原因となります。




  • ホルモンの周期的変化


月経前症候群の徴候や症状は、ホルモンの変動によって変化し、閉経や妊娠によって消失します。


  • うつ病
うつ病とともに月経前症候群の症状を持つ女性もいます。
しかし、うつ病それ自体がこれらの症状を引き起こすわけではありません。



ここまでのまとめ

PMS(月経前症候群)は、月経のある女性の多くが経験する可能性のある状態であり、乳房の圧痛、気分の変動、食欲の変化、イライラ、疲労、憂鬱などのさまざまな症状が現れます。

これらの症状は個人によって異なり、重症度も異なることがあります。



一般的には、月経開始後4日以内に症状は軽減する傾向があります。



しかしながら、一部の女性は毎月生活に支障をきたすほどの重篤な症状を経験し、これはPMDD(月経前不快気分障害)として知られています。


PMSの正確な原因はわかっていませんが、脳内の化学変化やセロトニンの変動、ホルモンの周期的な変化が関与している可能性があります。



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つづく...


次回はPMS(月経前症候群)に対するアーユルヴェーダの見解について