更年期とパニック障害
~自然療法によるアプローチ~②

更年期とパニック障害
~自然療法によるアプローチ~②

こんにちは。


アーユルヴェーダセラピスト&加圧トレーナーの富悠(ふゆ)です。

前回のつづきをお話していきたいと思います。




りえさんは以下の自然療法を取り入れました。



【ハーブ療法】


ハーブにはリラックス効果やホルモンバランスの調整効果があるとされています。

りえさんはカモミールやセージなどのハーブティーをおすすめしました。

好きな香りのハーブティーを探すのを楽しみにしてもらいました。

ハーブティーを飲むときは、静かな場所で心穏やかにできる時間をしっかり確保してもらうようにしました。

【食事改善】


栄養バランスの良い食事は心身の健康に良い影響を与えます。

りえさんは抗酸化作用のある野菜や果物、オメガ-3脂肪酸を含む魚を積極的に摂取しました。

また、カフェインや糖分の摂取を控えもらいました。


【運動療法】


適度な運動は心身の健康を促進します。

りえさんは自宅でできる簡単な運動をご紹介して、それを実践してもらいました。

一人での外出に抵抗がなくなったあたりから、朝のウォーキングも取り入れてもらいました。


浮き沈みはありましたが、本当に徐々にですが、りえさんの日常生活は穏やかになりました。



更年期とパニック障害の関連性を考えると、自然療法が一つの有益なアプローチとなり得ます。


ただし、自然療法の効果には個人差があり、全ての方に同じ効果があるわけではありません。


また、効果が現れるまでの時間も個人差があります。

自然療法の利点は、身体と心を総合的にサポートすることにあります。

そのサポートは一生自分自身をサポートし続けてくれます。



ハーブや食事改善によってホルモンバランスや神経系の安定が促進され、運動療法はストレスの軽減や心身のリラックスに効果的です。



りえさんは月に1回のペースでアーユルヴェーダトリートメントと週1回の30分の加圧トレーニング、そして月2回のセッションを受けました。

半年の間に、りえさんは、電車にも普通に乗れるようになり、日常生活を取り戻すことができました。



現在でもりえさんは、月に1回のアーユルヴェーダトリートメントとセッションを受けにきてくださっています。


【つづく...】