健康の定義
アーユルヴェーダの健康の定義は、【バランスのとれたドーシャ、バランスのとれたアグニ、バランスのとれたダハトゥ、正常に排泄されたマラ、汚れのないアートマ、インドリア、マナス】です。
・ドーシャ(生体エネルギー・体質):ヴァータ・風/ピッタ・火/カパ・水
・アグニ(消化力):ジャータラ・アグニ/ブータ・アグニ/ダートゥ/アグニ
・ダハトゥ(組織要素):血漿/血/筋肉/脂肪/骨/骨髄/精液
・マラ(排泄物):汗/尿/大便/爪/髪/体毛
・アートマ:魂
・インドリア:感覚器官
・マナス:精神
片仮名ばかりで聞きなれない言葉が並ぶけど、とにかく人が「おぎゃ〜」と生まれてきた状態が一番バランスのとれた状態として考える。
その後、外的要因によって崩されていく体を、いかに崩さずにバランスを保つかを教えてくれるのがアーユルヴェーダ。
本来、生まれてきた時のドーシャと今のドーシャがどれだけずれているかを見るの。
例えば、ヴァータ・ピッタで生まれてきた。でも今はカパ・ヴァータである。
となると、一番少なかったエネルギーのカパが増えすぎていて、ピッタエネルギーが極端に減ってしまっているということ。
この場合は、ピッタエネルギーを増やして、カパエネルギーを減らすような生活をしていくと体の不調がなくなる。
なにかしら不調を抱えているけど原因がわからないという感じでいるのは、ドーシャのバランスが崩れているのが原因ということもある。
このドーシャを理解するには先ずパンチャ・マハブータ(五元素)と、そのグナ(性質)を理解することが大切。
このパンチャ・マハブータ(五元素)とグナ(性質)を知らずしてドーシャは理解できない。
そのパンチャ・マハブータ(五元素)とは「空・風・火・水・土」。宇宙に存在するもの全てがこのパンチャ・マハブータ(五元素)でできているという考え。
その考え通りに「人」もこのパンチャ・マハブータ(五元素)で作られている。
そして、ドーシャもである。ヴァータは空と風、ピッタは火と水、カパは水と土である。
それぞれのドーシャの性質はパンチャ・マハブータ(五元素)の性質を考えればいい。
ただ単純に、ヴァータ・ピッタ・カパという言葉だけを覚えても理解しにくいことが、性質を知るとなんとなくわかりやすくなる。
これらの性質はイメージしやすい。
ヴァータは風。風は冷たい。風は動く。風は軽い。風は乾燥させる。etc....。
ピッタは火。火は温かい。火は鋭い。火は軽い。etc....。
カパは水。水は冷たい。水は重い。水は静か。etc....。
そして、乱れてしまったドーシャを直すには、過剰になってしまったドーシャを減らせばいい。
例えばヴァータが増えたなら、その反対の性質の事をする・食べること。
ヴァータは冷性・軽性・動性などの性質だから、その逆は温性・重性・静性の物を取り入れること。
そうすることで、増えすぎてしまったヴァータエネルギーを減らすことができる、という考え方。
この考えをヴィセイシャ理論といって反対のグナ(性質)のもので過剰になってしまったドーシャを減らすという考え。
そのためにもグナを知ることも大切。
「20グナ」グナ(性質)
重性⇔軽性/冷性⇔温性/油性⇔乾燥性/鈍性⇔鋭性/静性⇔動性/軟性⇔硬性/濁性⇔純正/滑性⇔粗性/微細性⇔大性/固性⇔液性
