お腹の脂肪を減らす!アーユルヴェーダ的アプローチ⑫
「ストレスとおなかの脂肪の関係」
ストレスがかかると「なぜかお腹周りに脂肪がつきやすくなる」と感じたことはありませんか?
アーユルヴェーダでは、心と体は密接につながっており、ストレスは消化力(アグニ)やホルモンバランスを乱し、脂肪の蓄積につながると考えます。
今回は、ストレスと脂肪の関係、そしてアーユルヴェーダ的なストレス対策について解説していきます。
ストレスが脂肪蓄積を引き起こす理由
1. コルチゾールの影響で脂肪がつきやすくなる
ストレスを感じると、体は「戦うか逃げるか」の状態に入り、副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。
このコルチゾールは、エネルギーを確保するために 血糖値を上げ、脂肪を蓄積しやすくする 働きを持っています。
特に カパ体質の人はストレス時に脂肪をためやすい 傾向があります。
コルチゾールが増えるとこんな影響が…
- お腹周りに脂肪がつきやすくなる
- 食欲が増し、甘いものや揚げ物が欲しくなる
- 睡眠の質が低下し、代謝が落ちる

2. 消化力(アグニ)が低下し、未消化物(アーマ)がたまる
アーユルヴェーダでは、消化力(アグニ)が弱まると未消化物(アーマ)が体内に蓄積し、これが脂肪として体に残ると考えます。
ストレスがかかると、交感神経が優位になり、消化がスムーズに行われなくなります。
ストレスによる消化不良のサイン
- 食後に胃もたれ・膨満感を感じる
- 便秘や下痢を繰り返す
- 体が重く、疲れやすい
3. 不安やイライラで暴飲暴食しやすくなる
ストレスを感じると、心を落ち着かせるために 甘いものやこってりした食べ物を食べたくなる ことがよくあります。
しかし、これらの食事は脂肪の蓄積を助長し、さらにストレスの悪循環に…。
ストレス → 食べ過ぎ → 罪悪感 → さらにストレス → もっと食べる
このループを断ち切るためには、ストレスを根本から解消することが大切!
そこで、アーユルヴェーダ的なストレス対策を取り入れてみましょう。
ストレスを軽減するためのアーユルヴェーダ的アプローチ
1. 呼吸法(プラーナーヤーマ)で自律神経を整える
ストレスがたまったときは、深い呼吸を意識することが大切 です。
アーユルヴェーダでは、呼吸をコントロールすることで心を落ち着かせ、コルチゾールの分泌を抑えることができるとされています。
- おすすめの呼吸法:ナーディ・ショーダナ(片鼻呼吸法)
【やり方】
右手の親指で右の鼻を押さえ、左の鼻から息を吸う
右手の薬指で左の鼻を押さえ、右の鼻から息を吐く
これを1セットとし、5分ほど繰り返す
【効果】
- 自律神経を整え、リラックス効果UP
- 血流を促進し、代謝を活性化
- ストレスによる暴飲暴食を防ぐ
2. スパイスを活用してストレスを和らげる
ストレスが原因で消化力が弱まると、お腹の脂肪が燃えにくくなります。
そこで、アーユルヴェーダ的に消化を助け、心を落ち着かせるスパイスを活用しましょう。
- カルダモン → リラックス効果&消化促進
- フェンネル → 胃腸の働きを助け、膨満感を軽減
- ターメリック → 抗炎症作用があり、ストレスによる体の炎症を抑える
おすすめの飲み方
・カルダモンをお湯に入れてハーブティーに
・フェンネルシードを食後にかむ
・ターメリックミルクでリラックス
3. 夜の過ごし方を見直してストレス軽減
夜の過ごし方を工夫するだけで、ストレスによる脂肪の蓄積を防ぐことができます!
- 寝る前1時間はスマホを見ない → 睡眠の質がUP
- 温かいハーブティー(カモミール・ホーリーバジル)を飲む → 自律神経を整える
- セルフマッサージ(アビヤンガ)をする → オイルを使ってリラックス
特にアーユルヴェーダオイルを使ったセルフマッサージは、ストレス軽減&脂肪燃焼のサポートに◎
まとめ:ストレスを軽減すれば、おなかの脂肪も減らせる!
ストレスが脂肪をためる原因
- コルチゾールの分泌で脂肪が蓄積しやすくなる
- 消化力が低下し、未消化物(アーマ)が増える
- 不安やイライラが暴飲暴食を引き起こす
アーユルヴェーダ的ストレス対策
- 呼吸法(ナーディ・ショーダナ)で自律神経を整える
- スパイスを活用して心と消化を整える
- 夜の過ごし方を見直し、リラックス習慣をつくる
ストレスを減らせば、脂肪も減らせる!
次回は 「おなかの脂肪を減らすための運動」 をご紹介します!お楽しみに💛