黄金のスパイス「ターメリック」で血圧ケア 〜アーユルヴェーダの智慧から〜
2025/04/14
「ターメリック(ウコン)」と聞くと、カレーのスパイスという印象が強いかもしれません。
ですがアーユルヴェーダでは、心と身体のバランスを整えるための重要なハーブとして、何千年も前から用いられてきました。
その特徴的な黄色は、クルクミンという成分によるもの。
このクルクミンには、炎症を抑えたり、体内の酸化を防ぐ力があるとされ、現代医学でもその働きに注目が集まっています。
アーユルヴェーダ的にみる高血圧とターメリックの関係
アーユルヴェーダでは高血圧を「ラクタヴァータ」と呼び、ヴァータ(風のエネルギー)の乱れが大きな原因と考えます。
このヴァータのバランスを崩すと、血液の流れや心の安定に影響が現れるとされています。
ターメリックは、ヴァータ・ピッタ・カパの3つのドーシャを鎮める「トリドーシャシャマカ」。
とくにその辛味・苦味・乾性の性質が、乱れたヴァータをやさしく整えてくれます。
また、体内に溜まった毒素(アーマ)を取り除く働き(レカニヤ)にもすぐれており、
動脈の壁に蓄積した老廃物や悪玉コレステロールをきれいにする手助けも。
現代の研究でも明らかに
クルクミンには以下のような働きがあることが、科学的にも示されています。
- 抗炎症作用:血管の炎症を抑える
- 抗酸化作用:血管の老化を防ぐ
- ACE阻害作用:血圧を上げる酵素の働きを抑える
- 腎臓の保護:体内の水分バランスを整える
- 抗血小板作用:血液の流れをスムーズに保つ
これらの働きが、ターメリックが心臓や血圧のケアに役立つ理由です。
日常に取り入れるなら?
ターメリックは、毎日の食事や飲み物に少量ずつ継続的に取り入れるのがおすすめです。
・温かい豆乳やミルクに加えて「ゴールデンミルク」に
・スープやお味噌汁にひとふり
・ごま油と合わせてドレッシングに
味のクセが少ないので、続けやすいのも魅力です。
※高用量での摂取は体質によっては合わない場合もありますので、ご自身の体調と相談しながらお試しください。
最後に
アーユルヴェーダでは、スパイスは単なる調味料ではなく、自然からの贈り物=薬(メディスン)です。
ターメリックもまた、そのひとつ。
心と身体の調和を大切にしたい方、
自然な方法で血圧や心臓の健康を整えたい方は、
ぜひこの「黄金のスパイス」を、日々の暮らしに取り入れてみてください。














