アーユルヴェーダでは、肥満を「スタウリャ」と呼びます。
この「スタウリャ」とは、「メーダ」(脂肪)と「マンサ」(筋肉)が過剰に結合し、不均衡な状態になったことを指します。
特に「トリドーシャ」(ヴァータ・ピッタ・カファ)の乱れ、そして「カファ」の増加が大きな原因とされています。
例えば、以下のような要因がスタウリャを引き起こします。
●甘いものや重い食べ物の摂り過ぎ: アーユルヴェーダでは、甘味や重い性質を持つ食べ物は「カファ」を増やしやすいとされています。
●運動不足: 身体を動かさない生活は脂肪の燃焼を妨げ、不均衡を助長します。
●不規則な食事のタイミング: 食べ過ぎや夜遅い時間の食事も、消化力を弱め「アーマ」(未消化物)を蓄積させます。
今年こそ!痩せるぞ~!!!
なんて、毎年言っていませんか?(笑)
実は、私もその一人です(-_-;)
さて、現代社会では、肥満が全世界的な健康問題として注目されています。
年齢や性別を問わず、多くの人がこの問題に直面しています。
WHO(世界保健機関)によると、肥満の発生率は1975年から3倍に増加し、2016年には約6億5,000万人が肥満と認定されました。
ところで、アーユルヴェーダは約5,000年前に生まれた医学ですが、その時代にも肥満があったのでしょうか?

実は、肥満は現代病ではなく、古代から存在していた問題なのです。
アーユルヴェーダには、肥満を示す「スタウリャ」という言葉があります。
アーユルベーダでは、この「スタウリャ」という状態は「トリドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カファ)」の乱れや、「メーダ(脂肪)」と「マンサ(筋肉)」の不均衡が原因で引き起こされると説明されています。
次回は、スタウリャに対するアーユルヴェーダの具体的な視点について、さらに詳しく見ていきましょう。
最後は、ドライジンジャーティーの作り方と摂取時の注意点をご紹介します。
ドライジンジャーティーのレシピ
材料
作り方
温かいまま1日2~3回飲むと効果的です。
ドライジンジャーは健康をサポートする素晴らしいハーブですが、適切に活用することでその効果を最大限に引き出すことができます。
サロンでは、さらにあなたの体質に合ったアーユルヴェーダ的ケアを提供しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください!
今回のテーマは、ドライジンジャーを活用したシンプルで効果的なホームレメディです。
日常生活に取り入れやすい方法をいくつかご紹介します。
ホームレメディ
●風邪や咳の緩和
ドライジンジャー粉末を小さじ1/2お湯に溶かし、はちみつを加えて飲むと効果的です。
●食欲不振の改善
朝、ギーやぬるま湯と一緒に2gのドライジンジャーを摂取します。
●月経痛の緩和
ジンジャーティーに黒糖を加えて温かく飲むことで、体がリラックスします。
●便秘や痔の改善
ドライジンジャーと黒糖を混ぜてボール状にし、1日2回摂取します。
●虫刺され対策
ヨーグルトとドライジンジャー粉末を混ぜて患部に塗布します。
前回に引き続き、今回はドライジンジャーの具体的な効能とその活用方法についてご紹介します。
主な効能
ドライジンジャーはこれらの効果を持つため、日常的に取り入れることで健康を維持するのに役立ちます。
ドライジンジャーは、アーユルヴェーダにおいて何千年もの間、消化促進や健康維持のために活用されてきた重要なハーブです。
インディアンジンジャーとも呼ばれ、その効能と使い方は多岐にわたります。
今回は、アーユルヴェーダの視点からドライジンジャーの特性をご紹介します。
アーユルヴェーダ的特性
ドライジンジャーは、これらの特性により、消化不良や風邪、関節の痛みなど多くの不調に効果的とされています。
次回は、ドライジンジャーの具体的な効能と用途について掘り下げていきます。
現代の生活では、スマートフォンやパソコンなどの画面を長時間見続けることで、目の健康が損なわれることが多くなっています。
アーユルヴェーダでは、目を「ピッタ(火)のエネルギーが宿る場所」とし、目の健康を守るための日常的なケアをとても大切に考えます。
今回は、アーユルヴェーダの視点から目の健康を維持し、視力改善をサポートするための簡単な方法をいくつかご紹介します。
日々のセルフケアに取り入れて、目の疲れを癒やし、クリアな視界を取り戻しましょう。
目の健康を守る11の秘訣
朝の目の洗浄
朝起きたら、常温の清潔な水(飲料水または蒸留水)で目をやさしく洗浄します。
口に水を含んだ状態で目を洗うことで、目の疲れが取れ、スッキリした感覚が得られます。
ヨガによる目の運動
目の周りの筋肉をリラックスさせるために、次のような簡単なエクササイズを取り入れましょう
左右や上下、対角線の方向を見る
回転運動
近くと遠くを交互に見る
集中視(トラタカ)
これらの運動は、眼圧を下げたり視力を改善する効果が期待されます。
手のひら温熱療法(パーミング)
手のひらをこすり合わせて温め、閉じた目の上に置きます。この暖かさが目をリラックスさせ、疲れを癒やします。
適切な入浴温度
頭部には常温または少し冷たい水を使用し、全身にはぬるま湯を使うことで目の健康を促進します。高温のシャワーは避けるようにしましょう。
足裏マッサージ
アーユルヴェーダでは、足裏のマッサージが目の健康に良いとされています。特に温かいオイルを使用することで、視力を明るく保つ効果が期待できます。
頭皮のオイルマッサージ
頭皮にオイルを塗ることで、ヴァータ(風)のバランスを整え、目を含む感覚器官全体を滋養します。
ナスヤ療法(鼻へのオイル点鼻)
鼻に数滴のセサミオイルやアヌタイラムを点鼻することで、目を含む感覚器官を強化します。
アーユルヴェーダの目薬
純粋な蜂蜜を1滴、夜に目に点眼することで、目を浄化し、視界をクリアにする効果が期待されます。
目に良いとされる食材
アーユルヴェーダでは、以下の食材が目の健康に良いとされています。
これらを日々の食事に取り入れることで、目に必要な栄養素を補給できます。
おわりに
目は私たちが世界の美しさを感じ取るための大切な器官です。
アーユルヴェーダのシンプルなケア方法を日々の生活に取り入れることで、目の健康を守り、視力を改善するサポートができます。
ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください。
また、定期的に目の状態を確認し、専門医の診断を受けることも大切です。
冬や季節の変わり目、鼻水や鼻づまりで悩んでいませんか?
これらの症状は体がアレルゲンやウイルスを排出しようとする自然な反応ですが、放置すると不快感が続くだけでなく、集中力の低下や睡眠不足を招くこともあります。
アーユルヴェーダの知恵に基づき、自然で安全な方法で鼻の通りを良くし、体を内側から整える10の方法をご紹介します。
1. 蒸気吸入でスッキリ
熱いお湯から出る蒸気を吸い込むことで、鼻の詰まりを和らげます。ボウルに熱湯を入れ、タオルを頭からかぶせて蒸気が逃げないようにしながら5〜10分深呼吸しましょう。
ユーカリやミントのエッセンシャルオイルを数滴加えると効果が倍増します。
2. 水分をたっぷりとる
温かいハーブティーやスープを飲むことで、粘液を緩め、鼻の通りが改善します。
特に生姜やターメリック入りのドリンクはおすすめです。
冷たい飲み物やカフェイン飲料は避け、体を温めましょう。
3. スパイスの力を借りる
ターメリック、ジンジャー、ブラックペッパーは炎症を抑え、免疫力を高めます。
日常の料理や飲み物に取り入れることで、自然な形で健康をサポートします。
4. ジンジャー(生姜)の活用
ジンジャーは優れた抗炎症作用があります。
新鮮な生姜を薄切りにしてロックソルトを振りかけ、温かい飲み物と一緒に摂取するのが効果的です。
5. ガーリック(にんにく)で免疫強化
ガーリックスープを作って摂取すると、抗菌作用で体を守ります。
特に冷え込みが強い日にはぴったりです。
6. 自然の甘味、ハチミツ
抗ウイルス作用が期待できるハチミツは、温かいお茶やレモネードに加えて取り入れることで、症状緩和に役立ちます。
7. バジル(ホーリーバジル)の効果
3〜4枚のホーリーバジルの葉を朝晩噛むことで、鼻水や喉の不快感を抑える効果があります。
8. クローブ(丁子)のパワー
クローブをお湯に入れてティーを作ると、呼吸器系をサポートし、リフレッシュ感を得られます。
9. ターメリックミルクで体を温める
ターメリックをホットミルクに加えて飲むことで、抗炎症作用が働き、鼻づまりを軽減します。
10. ジャグリー(ヤシ糖)のデトックス効果
ヤシ糖は体の浄化を促し、粘液の排出をサポートします。
ハーブティーと一緒に摂るのが最適です。
寒い季節に備えたセルフケアを!
鼻水や鼻づまりは日常生活を邪魔する厄介な症状ですが、アーユルヴェーダの自然な方法を取り入れることで、体を内側から整えることができます。
サロンでは、個々の体質や症状に合わせたアーユルヴェーダケアをご提案しています。
お気軽にご相談ください。
キャスターオイルを選ぶ際に知っておきたいポイント
キャスターオイルを選ぶときには、品質が効果を大きく左右します。
以下のポイントを押さえて、高品質なオイルを選びましょう
1️⃣ コールドプレス製法を選ぶ
キャスターオイルの栄養分を損なわずに抽出できるコールドプレス製法のものが理想的です。この製法によって、肌や髪への効果をより実感できます。
2️⃣ 無添加・オーガニックであること
化学物質や添加物が含まれていないものを選びましょう。直接肌に使う場合、安全性は最も重要です。オーガニック認証のある製品をおすすめします。
3️⃣ 信頼できるブランドや販売元
アーユルヴェーダの知識に基づいて製造された製品を選ぶことで、より効果的にオイルの恩恵を受けることができます。
Salon Dravinamでは、厳選された高品質なキャスターオイルを使用したトリートメントをご提供しています。
ホームケア用オイルのご相談や購入希望も承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
キャスターオイルの効果を最大限に引き出す使い方
キャスターオイルは、日常の様々なケアに取り入れることで、その効果を最大限に活用できます。
以下に具体的な使い方をご紹介します
1️⃣ 乾燥肌の保湿ケア
お風呂上がりの肌に少量のオイルを伸ばし、軽くマッサージをすることで、深い保湿と柔らかい肌を実感できます。特に乾燥しやすい手やかかと、ひじ、膝への使用がおすすめです。
2️⃣ 髪の保湿と強化
頭皮にオイルを塗り、指先で優しくマッサージ。その後、1時間置いてからシャンプーで洗い流すと、髪がしっとりツヤツヤになります。週1~2回のケアが目安です。
3️⃣ 便秘解消のサポート
キャスターオイルを1~2ティースプーン、温かい水やジュースに混ぜて朝に飲むと、腸を優しく刺激しスムーズなお通じを促します(※初めての場合は医師にご相談ください)。
4️⃣ 関節や筋肉の痛みに
オイルを温め、痛みのある部分に塗布して軽くマッサージを行うと、血流が良くなり、筋肉の緊張や関節の痛みを和らげます。
今日も、うれしい声が届きました。
今日も、うれしい声が届きました。先日ご来店いただいたお客様から、こんなうれしいご連絡をいただきました。「いつも
アーユルヴェーダの癒しハーブ「アシュワガンダ」とは?
年期の心を支えてくれた自然のちから
心のゆらぎに、アーユルヴェーダの知恵を。―アシュワガンダという“お守り”―40代に突入した頃からでしょうか。ふ
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